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脂肪注入豊胸術 脂肪注入豊胸術

脂肪注入豊胸術

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豊胸術(脂肪注入法)

脂肪注入の豊胸のイメージ

お腹や太ももなど、痩せたいと思っている部分の余分な脂肪を吸引し、それを胸に細い注射器で入れる豊胸術です。
自分の組織である皮下脂肪を利用する手術のため、人工のシリコン・インプラントを挿入する豊胸術に抵抗のある方、脂肪吸引で痩せたい身体の部位がある方にお勧めの治療です。
一般的に、脂肪注入豊胸術では、脂肪が吸収されやすく、定着しにくいと言われてきましたが、大学病院での臨床研究、技術革新もあって、現在ではとても良い結果が出てきています。

脂肪注入豊胸術における脂肪の注入部位と定着率~Dr.石原による解説~

Dr.石原

「脂肪注入豊胸術においては、吸引された脂肪細胞を少量ずつ乳腺周囲や乳腺下にまんべんなく注入することが重要です。皮下の浅い部位への注入は、皮膚の上からしこりのように触れてしまうリスクもあるので避けたほうがよいでしょう。
脂肪注入豊胸術の本質は脂肪の遊離移植であり、移植された脂肪の生着率(定着率)がよいほど、バストを大きくすることができます。かといって、吸引で採取した脂肪を大量にいれればよいというわけではありません。多く入れすぎると、移植脂肪は十分な血行を確保できず、かえって生着率が下がってしまうだけでなく、偏って注入された部位の脂肪の中心が壊死を起こし、カプセル状のしこり(オイルシスト)となったり、感染を起こしてしまうリスクが高まってしまいます。
注入脂肪の生着(定着)率を上げるために重要なのは、脂肪細胞をていねいに吸引すること、そして適切な脂肪量を注入することです。
さらに当院では、術後に血行促進剤(PGE1リマプロスト誘導体)を1カ月間内服していただくことにより、注入後の脂肪の生着率を向上させることに結果を出してきました。」



Dr.石原が答える美容外科の毎日Q&A

毎日、患者さんから来る美容外科の生の質問に、石原先生が一問一答式にお答えしています。

Dr石原による美容外科Q&Aページ(豊胸術)はこちらへ


脂肪注入豊胸術についてよくいただく質問

患者さんからの質問に、石原先生がお答えしています。

脂肪注入による豊胸術は最大何カップくらい大きくできますか?
脂肪注入による豊胸術で、サイズをなるべく大きくするためには、より多くの脂肪を採取するための脂肪の量や部位の決定が重要です、個人差は大きくなりますが、最終的には若干張りが出る程度の方から、2サイズ近く大きくすることができる場合もあります。(回答者 石原信浩先生)
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やせていても脂肪注入の豊胸術を受けられますか?
より多くの脂肪を採取し、注入することが脂肪注入豊胸術の重要な点ですので、やせている方の場合は、吸引する部位や範囲を増やしたり、何度かに分けて手術を行うことで追加していくこともあります。ただし、サイズや大きさにこだわりや強い希望がある場合は、シリコン・インプラントによる豊胸術を検討する必要があるかもしれません。(回答者 石原信浩先生)
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注入した脂肪の定着率はどのくらいでしょうか?
より多くの脂肪を生着(定着)させるために大切なのは、吸引の手技、採取後の様々な処理、適切な注入量などです。最終的に、医師の技量や、患者さん自身の脂肪の質により個人差がありますが、定着率はおおよそ30~70%くらいだと思われます。(回答者 石原信浩先生)
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脂肪注入による豊胸術は何回でも受けられますか?
脂肪注入は生着率の点から、一度に注入する適切な脂肪量が患者さんによって異なってきます。脂肪注入後に、また身体の別の部位から追加して行うことは、実は理にかなっており、徐々にサイズを大きくしていくには効果的です。最大で5回くらいまでは追加で注入が行えると思います。(回答者 石原信浩先生)
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脂肪注入による豊胸術の後にシリコンを入れることはできますか?
脂肪注入によって大きくするサイズにはある程度限界があるため、後になってシリコン・インプラントに要る豊胸術を希望される方は、結構いらっしゃいます。その際、まずは注入した脂肪が完全に生着、安定する約6カ月以降に手術を検討されるといいでしょう。(回答者 石原信浩先生)
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当院における脂肪注入による豊胸術の流れ

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日本美容外科学会認定専門医のDr.石原の豊胸術についての実績

■ 主な学会発表(日本美容外科学会)
 「脂肪注入豊胸術におけるリマプロスト誘導体(PGE1)の使用経験」
 「豊胸の日帰り手術~全身麻酔と硬膜外麻酔、どちらがふさわしいか?~」(韓国・ソウルで英語での発表)
 「当院で行っている豊胸術後修正術~被膜解除とインプラント入れ替え~」

■ 主な学会発表(日本形成外科学会)
 「硬膜外麻酔による日帰り豊胸術」(北海道・東北支部学術集会)

■ 主な医学論文(日本美容外科学会)
 「硬膜外麻酔による日帰り豊胸術」




症例写真(脂肪注入豊胸術)

症例 1  豊胸術(脂肪注入 片側につき 180ml)
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症例1 豊胸術(脂肪注入 片側につき 180ml) 手術前

手術前

症例1 豊胸術(脂肪注入 片側につき 180ml) 手術後

手術後

標準的な治療費用 
495,000~825,000円(税込)
リスクと合併症 
左右差、しこり、内出血、感染など

症例 1  豊胸術(脂肪注入 片側につき 180ml)  23歳女性  【担当:石原先生】

石原先生 写真
DOCTOR’S COMMENT  「脂肪注入による豊胸術は吸収されてしまうので元に戻ってしまう、と誤解されがちですが、良質な脂肪細胞のみを選び、無理のない適正量を注入すれば、ご覧のとおり、1~2サイズに変更程度は十分大きくなります。」

症例 2  豊胸術(脂肪注入 片側につき 155ml)
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症例2 豊胸術(脂肪注入 片側につき 155ml) 手術前

手術前

症例2 豊胸術(脂肪注入 片側につき 155ml) 手術後

手術後

標準的な治療費用 
495,000~825,000円(税込)
リスクと合併症 
左右差、しこり、内出血、感染など

症例 2  豊胸術(脂肪注入 片側につき 155ml)  51歳女性  【担当:石原先生】

石原先生 写真
DOCTOR’S COMMENT  「50代の方で、それほど大きさを望まないのと、シリコンインプラントに抵抗があったということで脂肪注入による豊胸術を行いました。自然な大きさと感触で、大変満足されています。」





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