術式一覧
ヒアルロン酸による豊胸術
メスを一切使わずにヒアルロン酸注射のみで豊胸が可能です。
気軽にバストアップを試してみたい、手術には抵抗がある、手術によるダウンタイムが気になる方たちにとって、比較的受けやすい治療です。
当院では、豊胸目的に用いられるヒアルロン酸の中でも、EU(ヨーロッパ)各国でCEマークを認定されているハイアコープ(Body Contouring MLF1)という世界的にも多く使用されている安全性が高いヒアルロン酸です。
●豊胸用ハイアコープ(Body Contouring MLF1)の特長
■ EU(ヨーロッパ)各国公認CEマーク認定
■ 持続期間は2~3年
■ 従来のSUB-QやMACROLANEよりも感触が柔らかい
ヒアルロン酸による豊胸術における適切な製剤選択と注入方法
~Dr.石原による解説~
「豊胸目的の注入物には様々な歴史があり、非吸収性物質の安易な注入により健康被害や後遺症を残すなどのトラブルになった時代もあり、次第に安全性がより高いものが選択されてきました。近年では、容易に溶かせるという触れこみであったはずのアクアフィリングによる、しこりや感染などの問題もあります。
シリコン・インプラントや脂肪注入などの手術以外の方法で、豊胸を希望されるのであれば、確実に吸収性のあるヒアルロン酸製剤を選択すべきだと思います。豊胸目的のヒアルロン酸製剤は国内で製造されていないため、海外輸入品となりますが、安全性が高く、持続期間が2~3年と長いドイツBio Science社製のハイアコープ(Body Contouring MLF1)が最もお薦めできると考えています。
安全と言われていても、適切な量と注入方法や部位を見極めないと、触り心地の不自然さやしこりを作ってしまう可能性もあり以下の点などが重要になります。
・注入の際は、一か所からではなく、数カ所の方向から全体にまんべんなく注入する。
・一か所にたまりすぎないように、ごく少量ずつ注入針をずらしながら注入していく。
・一度に注入する量は片側で80~100ml程度を上限とし、それ以上を希望する場合は期間をあけて追加注入を考慮する。
ヒアルロン酸による豊胸術は、経験のある専門医におまかせすることが大切だと思います。」
●ヒアルロン酸による豊胸
手術 |
日帰り手術 |
麻酔 |
局所麻酔(希望によりときに鎮静麻酔併用) |
時間 |
10~20分 |
通院 |
なし |
ダウン タイム |
シャワー、洗髪 当日より可 |
アフター ケア |
直後よりブラジャー着用可能 |
リスクと 合併症 |
左右差、しこり、内出血など |
費用 |
1ml 3,740円 50ml 187,000円 100ml 374,000円
治療費用について詳しくはこちら
|
ヒアルロン酸による豊胸術の注入部位
●トータルのアップ
全体に注入してサイズアップ
●谷間のアップ
バストの内側に注入して胸の谷間を
●デコルテのアップ
バストの上部に注入してキレイなハリを
●サイドのアップ
バストの外側に注入してよりボリューミーに
●ポイントのアップ
気になる部分のみピンポイントで
●バランスのアップ
左右のバランスを取りたいときに
ヒアルロン酸豊胸後にシリコンによる豊胸術を希望する場合
~Dr.石原による解説~
「ヒアルロン酸による豊胸を受けてきた方が、後になって、より確実で半永久的な豊胸効果を望むために、シリコン・インプラントを希望される場合がよくあります。すでに注入されたヒアルロン酸によるシリコン豊胸手術中への影響は実は少なからずあり、手術中に創部に流れ出てきたり、手術中に空気に触れたヒアルロン酸が挿入したシリコンと直接触れることで、感染を引き起こすリスクもゼロではありません。そのため、ヒアルロン酸がかなり残存していると思われる1年以内であれば、ヒアルロン酸を溶かす注射薬(ヒアルロニダーゼ)であらかじめ溶かしておくのがよいでしょう。注入から1年以上経過していたり、明らかにヒアルロン酸が減って元のバストの大きさに戻っているという実感があるようでしたら、トラブルを起こすリスクもほぼなくなるので、そのままシリコンによる豊胸術を受けることは可能だと思います。」
Dr.石原が答える美容外科の毎日Q&A
ヒアルロン酸による豊胸術についてよくいただく質問
患者さんからの質問に、石原先生がお答えしています。
- ヒアルロン酸による豊胸術で何カップくらい大きくできますか?
-
豊胸のためにヒアルロン酸を注入する際に、元の胸の大きさから、自然な形や触り心地を考慮して、まずは80~100ml程度を上限としてやってみることをお勧めしています。その場合は最大2~2.5カップ位のバストアップとなると思います。(回答者 石原信浩先生)
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- ヒアルロン酸の豊胸術の効果はどのくらい持ちますか?
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豊胸術に用いるヒアルロン酸製剤の種類にもよりますが、当院で使用しているハイアコープ(Body Contouring MLF1)の場合、持続期間は3年から最大5年と言われています。実際には、徐々に吸収されて減っていくため、豊胸効果を感じているのは、個人差がありますが1.5~2年くらいだと思います。(回答者 石原信浩先生)
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- ヒアルロン酸による豊胸術はバレますか?
-
ヒアルロン酸をバストに注入した後に、次第に馴染んでいくことで、見た目はもちろん、触り心地も自然になるので、異性にもわかってしまうことはないと思います。ただし、注入量がかなり多い場合は一か所にヒアルロン酸が偏って溜まってしまうことがあり、触り心地が悪くなってしまうので、多く入れすぎないことが重要だと思います。(回答者 石原信浩先生)
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- ヒアルロン酸の豊胸術は何回でも追加できますか?
-
豊胸術用のヒアルロン酸は原則として吸収性の製剤を用いており、希望により追加で注入することは、何度でも可能です。ただし、一度に多くの量を入れすぎてしまうと、一か所にたまって触り心地が悪くなったり、しこりを来す可能性もあるので、目安として半分くらい減ってきたことを実感する1年くらいのペースで受けることをお勧めします。(回答者 石原信浩先生)
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- ヒアルロン酸による豊胸の失敗やリスクはありますか?
-
豊胸術に用いるヒアルロン酸は吸収性で安全性が高いものではありますが、触り心地はシリコンの柔らかさとは違うため、一度に多くの量をいれると、感触が不自然になることがあり、またしこりとして触れるリスクもあります。痛みや内出血などは一時的なものなので心配はいりませんが、感染には注意する必要があるでしょう。(回答者 石原信浩先生)
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当院におけるヒアルロン酸による豊胸術の流れ
お電話・メールでのご予約
↓
ドクターとのカウンセリング
↓
お申込・治療(カウンセリング当日治療が可能)
治療時間、抜糸、アフターケアなどについてはこちらへ
日本美容外科学会認定専門医のDr.石原の豊胸術についての実績
■ 主な学会発表(日本美容外科学会)
「脂肪注入豊胸術におけるリマプロスト誘導体(PGE1)の使用経験」
「豊胸の日帰り手術~全身麻酔と硬膜外麻酔、どちらがふさわしいか?~」(韓国・ソウルで英語での発表)
「当院で行っている豊胸術後修正術~被膜解除とインプラント入れ替え~」
■ 主な学会発表(日本形成外科学会)
「硬膜外麻酔による日帰り豊胸術」(北海道・東北支部学術集会)
■ 主な医学論文(日本美容外科学会)
「硬膜外麻酔による日帰り豊胸術」
症例写真(ヒアルロン酸による豊胸術)
症例
1
ヒアルロン酸による豊胸術
治療前
治療後
標準的な治療費用
149,600円(税込)
リスクと合併症
左右差、しこり、内出血など
症例
1
ヒアルロン酸による豊胸術
43歳女性
DOCTOR’S COMMENT
「手術にはどうも抵抗があるということで注射による豊胸を選択しました。両側で40mlを注入しましたが、ものの5分ほどでとてもきれいな張りのあるバストになりました。」
症例
2
ヒアルロン酸による豊胸術
標準的な治療費用
224,400円(税込)
リスクと合併症
左右差、しこり、内出血など
症例
2
ヒアルロン酸による豊胸術
35歳女性
DOCTOR’S COMMENT
「手術に比べて手軽にできるのがヒアルロン酸による豊胸のメリットです。この方は30mlずつ、両側で60mlを注入しました。自然でとてもきれいなバストになりました。」
症例
3
ヒアルロン酸による豊胸術
標準的な治療費用
448,800円(税込)
リスクと合併症
左右差、しこり、内出血など
症例
3
ヒアルロン酸による豊胸術
38歳女性
DOCTOR’S COMMENT
「なるべく大きめにしたいとご希望でしたが、やせ型のため、バランスを十分に考慮して行うことが必要です。片側60ml、両側で120mlを注入し、きれいに仕上がりました。」
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