- ダーマペンの効果はどのくらいでわかりますか?
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ダーマペンは、治療の1週間前後に薄いかさぶたが剥けるように角質が剥がれはじめ、2週間程度で効果が表れます。ただし、個人差があり、1回だけでは目に見える効果がわかりにくい場合もあります。(回答者 石原信浩先生)
- ダーマペン施術中の痛みはどのくらいですか?
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ダーマペンの針の細さは33Gという、医療用の針としても最も細い種類のもので、施術の際に高速で上下に振動するため、思ったほどの痛みはありません。さらに、施術前に麻酔クリームを塗布したうえで行うので、ほとんど痛みを感じない方が多いようです。(回答者 石原信浩先生)
- ダーマペンで痛みを感じやすい部位はありますか?
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ダーマペンは、医療用の針の中でもかなり細い種類の33G針を使用しているので、つらい痛みを感じることはほとんどありませんが、一般的に、骨が近い部位や皮下脂肪が少ない部位は痛みを感じやすくなります。具体的には額、頬骨の上、鼻先などです。そのような場合にご心配な方は、麻酔クリームを長めに塗るなど、希望を言っていただくとよいでしょう。(回答者 石原信浩先生)
- ダーマペン施術後の痛みはどのくらいですか?
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ダーマペン施術後は、1~2日ひりひりとした感じが続きますが、痛みとして感じるほどではありません。そのため、痛み止めを服用する必要もありません。(回答者 石原信浩先生)
- ダーマペンのダウンタイムはどのくらいですか?
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ダーマペンは皮膚に極小の穴を無数に開ける治療なので、1~2日は赤みが続きますが、強く腫れることはほとんどないので、ダウンタイムが短い治療と言っていいと思います。洗顔、シャワーは当日から、メイクは赤みがおさまったのを確認して翌日くらいからがいいでしょう。(回答者 石原信浩先生)
- ダーマペンによる傷跡は残らないですか?
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ダーマペンは33Gという極細の針で施術を行いますが、一般的な採血用の針は21~23Gの太さであり、それらよりもはるかに細いため、ダーマペン後の針の跡が残ることはまず考えられません。(回答者 石原信浩先生)
- ダーマペンは何回受ければいいですか?
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ダーマペンは皮膚に大きな侵襲(負担)を加えない治療であるため、1回で効果をはっきり実感することは少ないかもしれません。元の悩みや症状の程度にもよりますが、2カ月毎に3~5回くらい受けると効果を感じてくると思います。(回答者 石原信浩先生)
- 肝斑にもダーマペンは行えますか?
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肝斑は特殊なしみであり、摩擦などの強い刺激により悪化することがよく知られています。そのため、ダーマペンによる極細の小さな穴を開ける治療も、肝斑増悪のリスクになるため、決してお勧めはしていません。(回答者 石原信浩先生)
- ダーマペンはケロイドにも効果がありますか?
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赤く硬く盛り上がった肥厚性瘢痕に対し、ダーマペンは一定の効果があるとされていますが、元の傷以上に大きくはみ出ているケロイドに対しては、悪化するリスクもあるため、治療は慎重に判断すべきと考えています。(回答者 石原信浩先生)