⽩ニキビは⽑⽳に⽪脂と⾓質が詰まっている状態です。ニキビの進⾏や悪化はここから始まるので、この段階での早めの対策は重要です。
⽩ニキビで詰まった⽪脂や⾓質が酸化されて古くなったり、汚れが付いた状態が⿊ニキビです。⿐の⽑⽳の⿊ずみも⿊ニキビの⼀種です。
⾚ニキビは、⽑⽳に詰まった⽪脂の酸化が炎症を起こしている状態で、⾚く腫れて痛みを感じることもあります。ニキビが進⾏しているので、適切な治療が必要です。
化膿ニキビは、⼀般的なニキビの原因となるアクネ菌とさらに⻩⾊ブドウ球菌が⼊り込んで感染を起こしているかなりニキビが進⾏、悪化した状態です。⻑期化するとニキビ跡を残してしまいます。
ニキビに適切な治療が⾏われないまま進⾏、⻑期化すると、ニキビ跡が残ってしまいます。 ⾚みや茶⾊いしみの⾊素沈着であったり、⽪膚が凹凸やクレーターになってしまう重症な瘢痕などです。
ニキビの種類や状態によって、効果的な治療法があります。
ヒトの皮膚では常に皮脂(皮膚のあぶら)が生成されていて、外からの寒さや細菌の侵入を防ぎ、皮膚から水分が蒸発しすぎないようにする働きがあります。皮脂の分泌の出口(毛穴)は皮膚の外に向かって開いています。
皮膚と皮脂腺
ところが様々な原因で皮脂の生成が過剰になって排出されることにより生成が多くなったり、皮膚の新陳代謝が悪くなることで皮膚の角質部分が厚くなり毛穴の出口が狭くなったりすると、生成分泌した皮脂を毛穴から排出できなくなります。白い皮脂が皮膚の下でたまっていく、これがニキビ(白ニキビ)です。
皮脂の過剰生成と角質の厚みにより
皮脂がたまる(白ニキビ)
さらに皮脂がたまっていくとやがて古くなって酸化されていき、遊離脂肪酸、過酸化脂質といった物質を産生して、まわりの組織に炎症が起こります。赤くて痛みを持つのが炎症ニキビ(赤ニキビ)です。
たまった皮脂が酸化され炎症を起こす(赤ニキビ)
そのうち皮膚にいる細菌が壊れた一部の角質のすきまから皮脂に入り込み感染を起こし、膿を持つようになります。
感染を起こす
化膿ニキビの状態が長く続くと、いずれ治った後も、しみや赤みなどの色素沈着だけでなく、ニキビ跡の陥凹(でこぼこ)が残ってしまうことになります。そのためニキビの治療は早期治療が必要なのです。
感染が長引いた後のニキビ跡
「ニキビができるきっかけは、⽑⽳への⽪脂や⾓質の詰まりですが、それが進⾏,悪化していくきっかけは⼤きく⼆つあります。⼀つは、⽪脂が過度に産⽣され排出が追いつかないこと、もう⼀つは出⼝の⾓質が厚くなって排出しづらくなっていることです。この⼆つを引き起こす原因がいくつかあります。
・不規則な時間の⽣活による睡眠不⾜
・ストレス
・バランスの悪い⾷⽣活
・ビタミン・ミネラル不⾜
・化粧品による肌への影響
・間違った洗顔⽅法やメイク落とし不⾜
・⽣理不順
・男性ホルモンの過剰分泌
これらの中で、ご⾃分ですぐにでもできる改善策もありますが、医療機関に早めに相談することが必要な場合もあります。ニキビの出来はじめでも、ためらわずに⽪膚科、美容⽪膚科にご相談ください。」
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