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二重まぶたなどの他院修正ページ一覧
二重を一重に戻す方法
あこがれて、希望して受けたつもりであった二重まぶたの整形手術の結果に満足しなかった場合に、元の一重に戻したいと思われる方のための修正手術です。自分には二重が似合わないと感じた、家族や他人から似合わないと指摘された、希望した通りにならなかった、失敗して不自然な二重になってしまった、などと悩まれる方がいらっしゃいます。
埋没法で受けた場合は、比較的早期に抜糸をすれば元に戻せることがほとんどですが、切開法で受けた二重まぶたを元の一重まぶたに戻すことは極めて困難な手術となります。このような修正手術を行っている美容外科医は、日本でも数名しかおりません。
二重を一重に戻す修正手術①～Dr.上による解説～
「私が長年行ってきた、二重切開後の幅を狭くする吊り上げ法による修正手術の患者さんで、『ほとんど一重まぶたに近い奥二重』を希望する方が時々いました。それまで行ってきた吊り上げ法で、元の幅広い二重まぶた手術の固定が再癒着することはほとんどないので、『一重まぶたに見えるような奥二重』まで狭くすることができました。その後、さらに工夫を重ね、新たに作る奥二重まぶたの固定を行わないことで、ほぼ完全に一重まぶたにできることもわかってきたので、二重まぶたの切開を受けた方が一重まぶたに戻すことを希望する場合にこの手術を行っています。」
二重を一重に戻す修正手術②～Dr.石原による解説～
「埋没法を受けて元に戻したい場合は、早い時期であればあるほど、糸を見つけやすく抜糸しやすいので、できれば1カ月以内が望ましいと思います。原則として、埋没法を受けた医療機関で同じ担当医に行ってもらうことが重要です。なぜならば、埋没法の糸のかけ方や使用する本数は医師によっても千差万別であることも多く、担当医が変わると抜糸が困難になる可能性も少なくないからです。さらに、数カ月が経過してしまうと、手術を行った担当医であっても糸を探すのが困難になることもあり、また、仮にすべて抜糸できても、皮下の内部に癒着が残っていると、二重が完全に一重に戻らない可能性が高くなります。
一方、切開手術で作った二重のラインを元に戻すことは、強度な二重の癒着が残っているため、極めて難易度の高い手術になります。私が行っている脂肪移植法は、すべての二重の癒着を外したうえで、取り除かれた組織（眼輪筋、瞼板前組織など）や脂肪の代わりに、身体の別の部位から採取した脂肪を移植し、再度二重となる癒着を防止することで、元の一重まぶたに戻すことができる手術です。」
二重まぶたの手術後に一重に戻せる可能性と手術時期
埋没法抜糸で一重に戻す場合
| 麻酔 |
局所麻酔 |
| 時間 |
10～20分 |
| 抜糸 |
なし |
| 通院 |
1回 |
術後の
腫れ |
2～3日 |
ダウン
タイム |
シャワー、洗髪 当日より可 |
リスクと
合併症 |
一重に戻らない場合がある、内出血、感染、瘢痕など |
| 費用 |
66,000～165,000円（両目）
治療費用について詳しくはこちら
|
吊り上げ法で一重に戻す場合
| 麻酔 |
局所麻酔 |
| 時間 |
90～120分 |
| 抜糸 |
7日 |
| 通院 |
1～2回 |
術後の
腫れ |
7～14日 |
ダウン
タイム |
シャワー、洗髪 当日より可 |
リスクと
合併症 |
一重に戻らない場合がある、内出血、感染、瘢痕など |
| 費用 |
550,000～770,000円（両目）
治療費用について詳しくはこちら
|
脂肪移植で一重に戻す場合
| 麻酔 |
局所麻酔 |
| 時間 |
60～90分 |
| 抜糸 |
7日 |
| 通院 |
1～2回 |
術後の
腫れ |
10～14日 |
ダウン
タイム |
シャワー、洗髪 当日より可 |
リスクと
合併症 |
一重に戻らない場合がある、内出血、感染、瘢痕など |
| 費用 |
660,000～770,000円（両目）
治療費用について詳しくはこちら
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Dr.石原が答える美容外科の毎日Q＆A
一重に戻す修正手術についてよくいただく質問
患者さんからの質問に、石原先生、上先生がお答えしています。
- 埋没法で失敗してしまったので、糸を抜糸すれば確実に一重まぶたに戻りますか？
-
埋没法を受けて日が浅ければ、抜糸をすることでほぼ確実に一重まぶたに戻るはずです。ただし、数か月から数年経過した場合は、一重に戻すことが極めて困難になります。その理由として、まず埋没法の糸が見つけにくく、抜糸が困難であることもありますが、抜糸を行えたとしても、すでに糸によって皮下の内部に二重のクセ（癒着）が起きているために一重に戻らなくなることがほとんどなのです。（回答者 石原信浩先生）
閉じる
- 他院で、二重整形後の傷を含めて皮膚を切除すれば一重まぶたに戻ると言われたのですが？
-
単純な皮膚切除手術でも、一重に戻ることもあると思います。前の二重まぶた手術の固定を外した後に、皮膚固定をしないということです。しかし、前の二重まぶた手術でできた瘢痕（傷）、修正手術でできた瘢痕があります。その瘢痕が癒着を生じて二重まぶた線が出る可能性は5割くらいあるのではないでしょうか。（回答者 上茂先生）
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- 脂肪移植で二重を一重に戻す修正手術のダウンタイムはどのくらいですか？
-
この修正手術は、二重を固定していた癒着を広めに剥離し、脂肪を移植します。腫れは通常の修正手術より長く、数週間かかることもあります。また、移植された脂肪の周囲は一時的に組織が固くなるため、予定外重瞼ライン（三重など）が数カ月続くこともあります。（回答者 石原信浩先生）
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- 吊り上げ法で二重を一重に戻す修正手術のダウンタイムはどのくらいですか？
-
吊り上げ法では、前の二重切開の癒着を広めにかつ確実に剥離し、さらに再癒着しないように皮膚と組織を丸めて吊り上げ糸をかけます。そのため抜糸までの1週間はまぶたが閉じにくい状態になるので、眼球を乾燥から保護するための眼軟膏を塗布していただきます。抜糸後も通常の切開法手術よりは内出血や腫れは続くのでおおよそ2週間は辛抱していただければと思います。（回答者 上茂先生）
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- 切らずに脂肪注入でも二重を一重に戻すことはできますか？
-
手術で作られた二重まぶたを一重に戻すためには、二重まぶたの固定を確実に外し、再度癒着させないようにする必要があります。切らない手術では十分に癒着を外すことができず、また注入脂肪は粒が細かすぎて、再癒着を確実に予防することはできないため、二重まぶたのラインが若干薄くなることはあっても、しっかりと一重まぶたに戻すことは出来ないと思います。（回答者 石原信浩先生）
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二重を一重に戻す修正手術の流れ
お電話・メールでのご予約
↓
ドクターとのカウンセリング
↓
お申込・手術（カウンセリング後に手術日を決定します）
治療時間、抜糸、アフターケアなどについてはこちらへ
他院修正の二重まぶた、上まぶたの学術実績（Dr.上）
- ■ 主な学会発表（日本美容外科学会）
- 「二重幅を狭くする修正手術：皮膚切除を行わない、眼瞼下垂手術を行わない方法」（JSASシンポジウム）
「重瞼術後の重瞼幅を狭くする修正手術と、古川法による目頭修正手術とのコンビネーション治療」
他院修正の二重まぶた、上まぶたの学術実績（Dr.石原）
- ■ 主な学会発表（日本美容外科学会）
- 「切開法による重瞼を一重に戻す手術」（JSAPSパネルディスカッション）
「眼周囲の術後を元に戻す他院修正」（JSASシンポジウム）
「二重幅を狭くする修正手術：皮膚切除を行わない、眼瞼下垂手術を行わない方法」（JSASシンポジウム、共同演者）
「重瞼術後の重瞼幅を狭くする修正手術と、古川法による目頭修正手術とのコンビネーション治療」（共同演者）
- ■ 主な医学論文（日本美容外科学会誌）
- 「上眼瞼陥凹の原因と重瞼手術における工夫」
「切開法による重瞼を脂肪移植で一重に戻す手術」
Dr.石原による医学論文
「上眼瞼陥凹の原因と重瞼手術における工夫」
「美容外科医は、重瞼手術を行うにあたり、埋没法、切開法などから、適応を選択するが、しばしば、重瞼手術希望の患者において、上眼瞼に陥凹が見られる場合があり、これらを十分に考慮せずに、従来の単純な重瞼術を安易に行うと、作成した重瞼ラインと、元の陥凹とで、いわゆる三重瞼のようになったり、ラインが消失しやすかったりなど、患者の満足が得られないことがある。
従って、上眼瞼陥凹の起こる成因を考察したうえで、そのようなケースにおける重瞼術の際に、眼輪筋や眼窩脂肪を用いて、上眼瞼陥凹を同時に治療する工夫点などを、従来の論文をふまえて、筆者の考え方を述べる。」
（日本美容外科学会誌第39巻第5号2002年9月より抜粋）
Dr.石原による医学論文
「切開法による重瞼を脂肪移植で一重に戻す手術」
「切開法による重瞼術は、二重を作成するには確実な方法であるが、一方で、仕上がりに対する不満の理由として、不十分なインフォームドコンセント、医師の技術不足によるもの、患者の高すぎる理想、などの他に、二重まぶたになったことそのものの違和感や、手術を受けたこと自体への後悔を感じている患者が稀にいる。そのような症例では、満足のいくようにするために行う追加手術では解決が困難で、むしろ、できれば元の一重まぶたに戻したいというのが患者の最大の希望であることがわかる。著者は、脂肪移植を用いて、切開法で強固な癒着となっている二重まぶたを一重に戻す手術に取り組んでおり、手術のポイントとコツを説明する。」
（日本美容外科学会誌第57巻第1号2021年11月より抜粋）
Dr.上の症例写真
症例
1
他院二重切開法術後（
一重に戻したい）
症例1
他院二重切開法術後（32歳・男性）
- 他院術後の患者さんのお悩み：
-
切開法で二重にしたが不自然に感じる
- 修正手術にあたってのご希望：
-
ほぼ一重に戻したい
標準的な治療費用
550,000～770,000円（税込）
リスクと合併症
左右差、内出血、感染、瘢痕など
症例1 他院二重切開法術後 32歳男性 【担当：上先生】
DOCTOR’S COMMENT
「他院で切開した二重まぶたを不自然に感じていて、目尻にわずかにラインが見える程度の奥二重か一重に近いようにしてほしいという希望でした。修正手術で、まつ毛近くにある元の皮膚の癒着を外し、新しい切開線で固定をしました。 まつ毛のすぐ上の皮膚が睫毛に乗っからない程度の希望の幅の奥二重になりました。」
症例
2
他院二重切開法術後（
一重に戻したい）
症例2
他院二重切開法術後（18歳・女性）
- 他院術後の患者さんのお悩み：
-
切開法で不自然な二重になった
- 修正手術にあたってのご希望：
-
元の一重まぶたに戻したい
標準的な治療費用
550,000～770,000円（税込）
リスクと合併症
左右差、内出血、感染、瘢痕など
症例2 他院二重切開法術後 18歳女性 【担当：上先生】
DOCTOR’S COMMENT
「他院で2回の切開法を行っていますが、不自然な二重になってしまい、後悔しているので一重に戻したいとのことです。まつ毛近くにある、前の二重の癒着を外した後、新しい二重の固定をしませんでした。 瞼板と皮膚がくっ付かないので、睫毛直上の皮膚が睫毛に乗っかってきますが、ご希望の本当の一重まぶたになりました。」
Dr.石原の症例写真
症例
1
他院二重切開法術後（
一重に戻したい）
症例1
他院二重切開法術後（31歳・男性）
- 他院術後の患者さんのお悩み：
-
左だけ切開法で二重にしたが自分には似合わないと感じた
- 修正手術にあたってのご希望：
-
元の一重まぶたに戻したい
手術前
手術後
標準的な治療費用
264,000～396,000円（税込）
リスクと合併症
左右差、内出血、感染、瘢痕など
症例1 他院二重切開法術後 31歳男性 【担当：石原先生】
DOCTOR’S COMMENT
「二重まぶたを希望して、まずは片方ずつということで左のみの切開法を他院で受けたのですが、ご自分に似合わないと思うようになり、どうしても元の一重に戻したいということで術後3カ月に私のカウンセリングにいらっしゃいました。元来、眼瞼下垂があるのでパッチリとした二重まぶたにはなっていないために、ご自身の予想した結果とは違ったのでしょうか。解決法には、右の二重まぶたを行うと同時に左も含めて眼瞼下垂を治してパッチリさせるという選択肢もあるのですが、患者さんとしてはとにかく限りなく元の一重に戻したいとのことです。やはり難易度の高い手術でしたが、脂肪を移植することによって二重まぶたの癒着を消してうまく一重まぶたにしました。残念ながら他院で切開した傷は完全に消えることはないのですが、左右のまぶたともに、元々うっすらとしわのような線が何本かあるので、紛れてしまってほとんど目立ちません。」
症例
2
他院二重切開法術後（
一重に戻したい）
症例2
他院二重切開法術後（20歳・女性）
- 他院術後の患者さんのお悩み：
-
切開法を受けた二重まぶたが自分に似合わない、傷跡が目立つ
- 修正手術にあたってのご希望：
-
一重まぶたに戻したい、傷跡をきれいにしたい
標準的な治療費用
440,000～660,000円（税込）
リスクと合併症
左右差、内出血、感染、瘢痕など
症例2 他院二重切開法術後 20歳女性 【担当：石原先生】
DOCTOR’S COMMENT
「他院で数年前に切開法による二重まぶたの手術を受けたのですが、幅が広すぎて自分には似合わないと感じ、傷跡も目立つため、元の一重まぶたに戻したいという方です。 傷跡はへこみが強く目立ちますが、瘢痕組織を切り取ってきれいに縫い直す方法ではなく、私が行っている脂肪移植で二重の癒着を外した後に再癒着を防止して二重まぶたを一重に戻すと同時に、凹みの瘢痕組織を盛り上げて傷跡を目立たなくさせました。不自然な二重まぶたは元の一重まぶたに戻り、傷跡のへこみもかなり目立たなくすることができました。」
症例
3
他院二重切開法術後（
一重に戻したい）
症例3
他院二重切開法術後（24歳・男性）
- 他院術後の患者さんのお悩み：
-
切開法を受けたが二重まぶたは自分に似合わないと思った
- 修正手術にあたってのご希望：
-
元の一重まぶたに戻したい
標準的な治療費用
440,000～660,000円（税込）
リスクと合併症
左右差、内出血、感染、瘢痕など
症例3 他院二重切開法術後 24歳男性 【担当：石原先生】
DOCTOR’S COMMENT
「他院で切開法による二重まぶたの手術を受けたのですが、自分にはやはり二重は似合わないと思い、どうしても一重に戻したいということでした。他院で切開した二重ラインと同じライン上で再度切開して、皮下組織の癒着を丁寧に剥がした後に脂肪を移植しました。脂肪は脇の目立たない部位を2㎝程切開して細長い脂肪をもらってきます。手術後7カ月が経過しましたが、完全に一重まぶたに戻っています。ただし、切開したという事実はなくせないので、ラインは傷としてうっすらと残ることになってしまいますが、数年するともう少し目立たなくなると思います。」
症例
4
他院眼瞼下垂術後（
一重に戻したい）
症例4
他院眼瞼下垂術後（35歳・男性）
- 他院術後の患者さんのお悩み：
-
眼瞼下垂手術で二重になってしまった
- 修正手術にあたってのご希望：
-
一重に戻したい
手術前
手術後
標準的な治療費用
440,000～660,000円（税込）
リスクと合併症
左右差、内出血、感染、瘢痕など
症例4 他院眼瞼下垂術後 35歳男性 【担当：石原先生】
DOCTOR’S COMMENT
「他院で眼瞼下垂の手術を受けた際に、希望していなかったのに二重まぶたになってしまったので、一重に戻したいというお悩みです。確かに左は幅の狭い二重まぶた、右は一重まぶたにも見えますが、奥二重になっており、ご本人としては二重になるとは思わなかった、聞いていなかった、ということで、どうしても嫌だということです。眼瞼下垂の手術では必ず二重になってしまうわけではありません。切開を行っても、通常の二重まぶたを作るときのように眼輪筋や瞼板前脂肪を摘除せずに、さらに瞼板と皮膚との交通性を持たせるような縫合を行わなければ、理論上、二重まぶたにはならないはずです。この方の場合、担当医がよかれと思って瞼板に二重固定を行ったか、たまたま皮膚と瞼板に癒着が起きてしまい、狭いながらも二重まぶたができてしまったのだと思います。修正手術は、同じ二重の切開線より行い、二重を固定している癒着を外し、その部分に脂肪を移植して再癒着（二重固定）を作らせない、いつも行っている私の方法で行いました。」
ホームページよりもさらに症例も多く、
詳しく解説しています。
